速読とフラッシュ暗算…できる？ シェルスクリプト人類の挑戦状 Rich Mikan 著 2023年12月31日(コミケ103) 初版発行 A5版 34ページ PDF版（カラー）頒布開始
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一般人でも速読できる理論があるらしい……

NHK Eテレの深夜番組「2355」の「夜ふかしワークショップ」というコーナーで紹介されていたのだが，特に訓練をしていない一般人でも速読ができるメソッドがあるらしい．

そこで，疑り深い我々は，その速読メソッドをUNIXターミナル画面上で再現するコマンドを作った．……おぉ，確かに読める．

なぜそのメソッドだと速読できるかという説明も番組ではなされていたのだが，

……それって，スパゲッティーコードがなぜ読みづらいかの裏返しになってるじゃないか．

ということに気付いた．

そこで2355が説く速読理論に基づき，目に優しいプログラムとは何かを考え，各プログラミング言語使いに向けて叩きつける挑戦状が本書である．

目次

• はじめに ― この本のメッセージ
• 目次
• 1章 まずは、速読体験してみる
  • 1. 深夜番組「2355」が説く速読理論
  • 2. 速読体験プログラムのインストール
    • 1) プログラムのダウンロードと展開
    • 2) 依存コマンドのコンパイル
  • 3. 速読体験プログラムの実行
    • 0. 手っ取り早く動画を見たい人は
    • 1. SOKDOKの収録ファイルについて
    • 2. 中央表示バージョンを実行する
    • 3. 一般文書的表示バージョンを実行する
    • 4. スパゲッティー表示バージョンを実行する
    • 5. サンプルテキストを自作(?)してみる
• 2章 SOKDOKプログラム概要
  • 1. ソースを丸ごと一本
  • 2. それぞれ何をやってるか
    • i. “Initialization”
    • ii. “Argument”
    • iii. “Main”
      • cat → utf8wc”
      • awk (#1)”
      • tscat”
      • awk (#2)”
    • iv. “Finish”
  • 3. 何に気を遣ってプログラムを書いてるか
    • i. 目線移動を減らす七つの作法
      • ① 一つのプログラムの役割は単純な一つの事だけ。
      • ② 冒頭コメントに概要と連絡先を書く。
      • ③ 定義は冒頭で済ませる。
      • ④ 関数は控える。作るなら独立的機能単位で。
      • ⑤ コマンドも、作るなら独立的機能単位で。
      • ⑥ 分岐・ループは小さく作るか、関数やコマンド化して隠蔽。
      • ⑦ 名は体を表す。
    • ii. つまり、シェルスクリプトこそイケてる言語
  • 4. オマケのフラッシュ暗算プログラム
    • i. 動かし方
    • ii. デモ動画
    • iii. プログラム“abacus.sh”の概要
• 3章 君達、SOKDOK作れる?
• あとがき
• 奥付

書面サンプル

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クレジット

This book is the 26th product of the Rich Laboratories.
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